車を売るだけなら買取店へ

「車を引き取ってもらう(売却)のだからどっちも同じでしょ?」

と思う方もいるでしょう。確かに、

 

『下取りは販売店が契約書上で新車価格から相殺する』
『買取はお店が現金で買取りを行う』

 

という違いはあれど、今乗っている車をお金に換えるという意味では同じです。

 

しかし、お客様から見れば意味は同じでも、車業界から見るとの仕組みは全然違うのです。

 

結論から言うと、その仕組みは【査定金額】に大きく差が出てくる事になります。

 

もし、今 「車を売却したい方」や「買い替えを考えている方」で違いが全く分からない方は是非最後まで拝読して頂ければと思います。

 

ディーラーは販売のプロ、買取店は買い取りのプロ

よくこのような事を耳にするが、あながち間違いではありません。

販売ディーラーは【メーカーが作る車を販売する】という事がもっとも優先すべき事なのです。
その販売の中で出てくるお客様が乗っている車、まだ価値がある車を『下取り』をするというのはご存知だと思いますが、買取店はこのビジネスモデルが全くの逆なのです。

 

買取店は車の販売から始めるのではなく、買取をする事からスタートします。

そして、それを「より高く売れる地域」「その中古車を欲しがっているお客様」へ届ける。これが買取店のビジネスモデルになります。

 

つまり、【販売】というよりも【流通】に力を入れている。という事になります。

ここが販売ディーラーとの決定的な差なのです。

 

長年の車業界のビジネスモデルは、

 

1 メーカーが車を生産する

2 自社販社に車を配給

3 各地域の各ディーラーで新車の販売を行う

 

このような流れで上から下に新車が流れて来て、それを販売するという流れの中で出てくる下取り車を「中古車」として販売します。あくまでも基本は、各ディーラーが抱える顧客の中での流通しか行われません。

 

そうなると、大きく2つのリスクが発生します。

 

1 長期在庫になるリスク
2 中古車在庫の価値の低下

 

この2大リスクです。

お店にとって長期在庫はリスク以外の何者でも無い事は説明しなくてもご理解いただけると思います。最終的にはその車を現金に換えなければ商売は成り立ちません。

 

そして長期在庫になった場合に引き起こるのが次のリスク

 

【中古車在庫の価値の低下】です。

 

新車の場合、何ヶ月かお店に並んでいても余程長期でなければ価値は落ちる事はありません。いつでも「新車価格」として販売できます。

 

しかし、中古車はそうはいきません。中古車の全国的な相場は基本的に右肩下がりなのです。

 

ですから、店舗がある地域の顧客という極めて狭い市場しか持たない販売ディーラーは下取り価格は高くならないのです。

 

 

一方、買取店は、

この【長期在庫になるリスク】と【中古車在庫の価値の低下のリスク】を
流通に力を入れる事で極力このリスクを失くす事で生まれた比較的新しいビジネスモデル。

 

・極力在庫にしない。
・全国、海外の需要を常に把握し一番高く売れる地域に運ぶ

 

リスクを抑える事で高く買い取る事が可能です。

これが販売ディーラーの【下取り】と買取店の【買取】の違いで、一般的に買取店の方が高く売れるという理由になります。

 

買取店が絶対に高く売れる訳ではない、下取りの方が高いケース

【下取りよりも買取の方が高く売れる】というのは、あくまでも俯瞰して見た場合で、販売ディーラーの下取りの方が高い時もない訳ではありません

 

ではそれはどのような場合なのでしょうか

 

それはズバリ、【販売ディーラーが抱えるお客様の中でそんな中古車を捜してる場合】 です。

 

仮に某ディーラーの営業マンが抱えるお客様の中で、「程度が良いミニバンが欲しい」という需要を抱えていたとします。

 

あなたは5年落ちのミニバンの車を持っていて買い替えを悩んでいてディーラーに新車を見に行ったら

「この車を下取りできたらピッタリかもしれない!」となりますよね。
更に、もし車種や色などもそのお客様が気に入れば、是が非でもあなたの車を欲しい!

 

となります。そういう場合は買取店よりも高く売れる事もあります。

 

【車を売るだけ】ならディーラーより買取専門店で高く売る!